音楽的多様性があるハードロックの始祖。
レッドツェッペリンといえば、TV等でもよく使用される「移民の歌」や「天国への階段」が有名です。歪んだギターサウンドと迫力あるヴォーカル、重戦車の様にグイグイと曲を牽引するリズム隊で、ハードロックの元祖かつ唯一無二のサウンドがとにかくカッコイイのです。ライブでは即興演奏で十数分もインプロビゼーションが繰り広げられ、その様相は正に楽器のバトル。その反面、初心者にとっては飽きてしまうかもしれないという懸念があります。その為、まずはベスト盤を聞いてから気に入った楽曲が収録されたアルバムを聞いてみるのが一番おススメです。ハードロック自体を敬遠されている方もいらっしゃいますが、レッドツェッペリンはゴリゴリのハードロックサウンドだけではありません、サイケや民族音楽、レゲエ、フォークも取り入れた楽曲もアルバム収録曲にはたくさん収録されています。ギタリストのジミー・ペイジは所謂三大ギタリストが所属したブリティッシュロックバンドのヤードバーズの出身でもあり、またセッションギタリストとして活躍していた過去もあります。テクニックは確かで繊細なギターフレーズやカッティングが巧く、聞く人を惹きつけるプレイが魅力的です。ライブ音源はBBCで収録されたスタジオライブアルバムもあるので、そこからライブ音源にハマっていくのも良いかもしれません。