オズの魔法使い

オズの魔法使い

『オズの魔法使い』は1900年5月17日にアメリカ合衆国で発売されたライマン・フランク・ボームの児童文学、およびそれを原作とするミュージカルや映画、アニメ作品。挿絵はW. W.デンスロウ。
『オズの魔法使い』は凝った構成によるカラー図版の児童書として子供たちの心をとらえ、空前の人気作品となり、アメリカ文学で最もよく知られた本の1つに数えられるまでになった。内容は少女ドロシーが家ごと竜巻に巻き込まれ、愛犬のトトと一緒に不思議な「オズの国」に迷い込むというもの。
本作は多くのファンタジー小説や映画に影響を与えた。また本作を原作とするミュージカルや映画が何度も制作されている。

オズの魔法使いのレビュー・評価・感想

オズの魔法使い
10

スーパー前向きな女の子の物語

家で10回は観ました。
ルビーの靴、黄色いレンガの道、エメラルドの建物といった綺麗な色合い、明るく愉快な曲、キャラクターたちの表情の豊かさ、もう何度観ても飽きないです。
特に主人公のドロシーはとってもキュートですね。見惚れてしまいます。
西の魔女の、どこからどうみても意地悪そうな顔もなんだか憎めなくて好きです。

カカシ、ブリキ、ライオンも愛すべきキャラクターたちで観ていて癒されます。
特に臆病すぎるライオンは何度観ても笑ってしまいます。

何度も観てしまう一番大きな理由は、ドロシーがとっても前向きな女の子で応援してあげたくなるからだと思います。
「ダメで元々だもの」と明るくケロッと清々しく話す姿はずっと私の頭に残っています。
弱い男子3人を連れているのが可愛い女の子、という構図も笑ってしまうのですが、リーダーってこうあるべきだよなと思います。
どんな困難があろうとも最後までネガティブにならず諦めない姿は観る人に大きな感動を与えます。

子ども向けの映画なのかもしれませんが、しっかり大人にも響くものがあります。
何かにトライする時「ダメで元々だもの」という言葉を毎回思い出します。

名曲ばかりでもあるのでまだ観ていない人はぜひご覧ください。

オズの魔法使い
10

永遠に愛されるミュージカル映画!

児童向け小説の「オズの魔法使い」を映画化したものです。ストーリーをご存知の方は多いかもしれませんが、知っている人、知らない人共々楽しめる作品だと思います。
見所は沢山ありますが、一つは大金をかけて作られたセットではないでしょうか。夢のような彩りで少し不気味なセットは映画に色をつけています。二つめは、役者陣の演技です。特にドロシー役であるジュディ・ガーランドは一度捕まってしまいましたが、今でも愛されるキャラを演じています。また、ドロシーの愛犬であるトトの名演技、活躍にも注目してみてください(余談ですが、トトは撮影中にエキストラ陣に足を踏まれてしまい骨折してしまいましたが、なんとか治療して復帰しました。なんかジャッキー・チェンみたいですねw)。そして一番の見所はなんといっても楽曲なのではないでしょうか。特に「虹の彼方に」は今なおCMなどで使用されているほど人気があり、優しい気持ちになる楽曲です。他にもワクワク、ウキウキするような楽曲ばかりなので音楽だけでも充分楽しめると思います。
この作品は本当に色あせない名作だと思います。やはり理由としてはかなりの大金と手間をかけたからだとおもいます。なので、子ども以外にも映画好き全員が楽しめる作品だと思うので是非一度は観てみてはいかがでしょうか?