ゴックン!ぷーちょ

ゴックン!ぷーちょ

『ゴックン!ぷーちょ』は2004年から2005年にかけて『なかよし』で連載された遠山えまによる少女漫画。単行本は全3巻。『なかよしラブリー』の2004年秋の号と2005年冬の号では番外編が掲載された。
主人公は中学1年生の香坂まゆ。体を変身させる不思議な力が宿る七色のジュースを飲んだまゆは、飲み物に宿る精霊、ぷーちょと出会う。七色のジュースで姿が変わるまゆと、それに振り回される天宮真也と少し不思議な恋愛が描かれる。

ゴックン!ぷーちょのレビュー・評価・感想

ゴックン!ぷーちょ
9

ぷーちょの優しさは、第一級

ごっくんプーチョという漫画には、主人公である存在を助けるぷーちょと言う妖精が存在します。このプーチョは、飲み物を飲むことによって現れるという特徴を持っています。物語の中でさまざまな出来事が起こるたびにプーチョが確認できます。

この物語は、とても暖かさを感じられる漫画です。
ごっくんプーチョという漫画に出てくる妖精というのは、一見ありきたりな存在でありながらも、非常に特徴を持ったキャラクターとなっています。また魔法といった設定にも飽きさせないのがこの漫画です。プーチョという妖精を通じたコミュニケーションにも面白みを感じることができます。
またキラキラとしたタッチの絵が魅力的で物語の世界に引き込まれます。ごっくんプーチョという漫画は、子供心に暖かな優しさを残してくれます。
また恋愛の要素もこの物語に特徴として存在します。主人公は、恋をすることや悩みを持つこともある女性です。誰もが抱える悩みの感情も優しく包み込んでくれる存在がプーチョという妖精です。人は、一人では生きていけないと言われることがあります。このプーチョは、ありきたりな日常と感じる日々にも人の存在に気付かせてくれます。優しく、自分を支持し、励ましてくれる心強い味方に日々の大切さや自分を大切にすることに気付かされます。