圧倒的な自由度と交通シミュレーションを誇る「Cities: Skylines」をレビュー!
街づくりゲームの代表作と呼べるほど有名な「Cities: Skylines」。
本作の面白いところは、自由度の高さと高品質な交通シミュレーションの2点。
まず自由度の高さについては、本作は自由に建物や道路を設置出来る上に、公式が改造データであるMODをサポートしています。
これにより、好みのグラフィックやシステムに改造できるため、街を好きに開発できる楽しさがあります。
次に高品質な交通シミュレーションですが、本作の住人には1人1人しっかりと交通に関するシミュレートがされています。
そのため、適当に道路を敷設すると大量の渋滞が発生したり、重要な場所に公共交通機関を置くと大量の住人が利用してくれる等、かなり現実に近いです。
そのため、どのように道路を設置したら渋滞しないのか、どこに公共交通機関を設置したら渋滞を解消できるのか、シミュレーションゲームとして楽しさも併せ持っています。
反対に本作の残念な点として、街を作りこめば作りこむほどゲームが重たくなっていくことです。
特に作りこんだ街のセーブデータをロードする時は分かりやすく、非常に長い時間待たないといけないことがあります。
そのため、短時間でゲームを楽しむという遊び方がやりにくいのが残念な点です。
以上のことから、気軽に遊びにくくはあるものの、自分で街を自由に作り込める「Cities: Skylines」は非常に面白いゲームだといえます。