スプリット / Split (2016 film)

スプリット / Split (2016 film)

『スプリット』とは、2017年製作のアメリカ映画。日本公開は2017年の5月。23人もの別人格を持つ多重人格者に誘拐されてしまった女子高生たちが体験する、予想不可能な恐怖を描く。監督は「シックス・センス」「アンブレイカブル」「サイン」など、意表を突いたラストやどんでん返しで有名なM・ナイト・シャマラン。誘拐犯である多重人格者をジェームズ・マカヴォイが熱演し、主役の女子高生をアニャ・テイラー=ジョイが演じている。

スプリット / Split (2016 film)のレビュー・評価・感想

スプリット / Split (2016 film)
8

え、あの人が!

女子高生たちが誘拐された。犯人は多重人格だったというはなしです。多重人格の犯人はジェームズ・マカヴォイが演じていました。いやー、この人がこんなに振り幅のある役者さんだったとは驚きです。9歳の子どもから、女性まで演じられるんですから。ていうか、あのモンスターは何なんですか。怖いです。それも同じ人とは思えませんでした。本当に表情とかだけで、顔が変わった気がするのですからさすがです。多重人格ものって、ビリー・ミリガンとか、昔から興味がある話なのでとても楽しみでした。20何個も人格があるなんて、すごいと思っていたので、6個ぐらいしか出てこなかったのは残念です。でも、仙水(幽白)でも説明だけの人格あったし、そりゃ無理かと思いました。とまあ、過去のハマったアニメに想いを馳せるくらい、ジェームズ・マカヴォイにやられてしまいました。誘拐された女の子たちも結構簡単にやられてしまい、そういうところも好きです。なんだかんだいって、全員助かるとかだと現実感がなくて嫌だったと思います。あと、アンブレイカブルも好きだったので、最後、彼が出てきたときは、えっ、どういうこと?とびっくりでした。続編はまだ見ていないですが、見たいなと思います。