ジュラシック・パークシリーズ / Jurassic Park series

ジュラシック・パークシリーズ / Jurassic Park series

ジュラシック・パークシリーズとは、マイケル・クライトンの小説『ジュラシック・パーク』を原作とするメディア・フランチャイズである。ユニバーサル・ピクチャーズとアンブリン・エンターテインメントが権利を取得し、1993年からはスティーヴン・スピルバーグ監督による映画シリーズが公開された。科学技術によって現代に蘇った恐竜たちによる惨劇を描いたパニック・サスペンス作品。

ジュラシック・パークシリーズ / Jurassic Park seriesのレビュー・評価・感想

ジュラシック・パークシリーズ / Jurassic Park series
8

恐いだけじゃない!可愛いよ!

「ジュラシック・パーク」と言えば、誰もが一度は耳にした事がある有名な映画かと思います。ですが、観た事が無い人は“何らかの方法で現代に蘇った恐竜が暴れる話”という漠然な知識しか持っていないのではないでしょうか。
実はこの映画、全部で4作品も公開されています。パニック映画に分類される事が多いですが、恐竜が人間を襲うだけの話だと思ったら大間違い。恐竜にも個性があり、恐竜同士で喧嘩をしたり、会話をしたり…。中でも「ヴェロキラプトル」という恐竜は4作品全てに登場し、物語の鍵となる存在です。あんなに恐い見た目なのに次第に可愛いとさえ思えてくるから不思議。きっと恐竜が好きになるはず。同時に、人間の暗い部分や愚かな部分。何を伝えたかったのかと考えさせられる映画でもあります。
そして、細かい演出も魅力のひとつ。1作目に登場したティラノサウルスが第4作目の「ジュラシック・ワールド」にも登場していたり、1作目の登場人物が書いた書籍が、さりげなく4作目でも登場したり、見る人が見ればわかるような、ついクスッと笑ってしまう憎い演出も面白さを引き立てます。更に最新作も決定しており、いったいどうなるのか、今からとても楽しみです。