Linkin Park / リンキン・パーク

Linkin Park / リンキン・パーク

Linkin Parkとは、アメリカのロックバンドである。
従来のロックサウンドにヒップホップ、インダストリアルなど様々な要素を融合させた、革新的なサウンド作りのメジャーデビューアルバム「ハイブリッド・セオリー」が大きな反響を呼んだ。
3枚目のアルバム「ミニッツ・トゥ・ミッドナイト」で音楽性の路線変更があり賛否両論を巻き起こす。
リードヴォーカリストのチェスター・ベニントンが2017年に、自殺によりこの世を去った。

Linkin Park / リンキン・パークのレビュー・評価・感想

Linkin Park / リンキン・パーク
10

20年代の最強ロックバンド!

「リンキン・パーク」はボーカルのチェスター・ベニントンが亡くなったことで今は大きな活動はしていないですが、20年代にリリースしているアルバム全てが「神曲レベル」の衝撃があります。
ロックは過激な歌詞が多いイメージだと思われがちですが、リンキン・パークは人の心情や、チェスター・ベニントン自身の過去を歌詞にしていたりしていて考えさせられる歌詞が多いです。音楽性もゴリゴリロックな曲もあれば、ヒップホップ系の曲があったりと飽きない音楽性をもっています。

後半の『A Thousand Suns』からはロックというよりかはヒップホップ系に寄っていて、初期の頃のロックとはかけ離れてしまい、ファンからは賛否両論がありました。ですがチェスター・ベニントンのあのシャウトからバラードまで幅広い声を出せる部分がより映えるアルバムになっていたので、新リンキン・パークとしてはいいかなと思います。

チェスター・ベニントンがまだ存命だった時のアルバムに入っている「heavy」は、自殺する前のチェスターの心情が歌詞として出ているのかなと思わせてくれる曲となっています。
落ち込んでいる人はぜひ聴いて欲しい1曲でもあります。
キャリアを総括するアルバムが近々リリースされるので、ぜひ手にとって聴いてみて欲しいです。

Linkin Park / リンキン・パーク
10

誰もが認める最高のバンド!

グラミー賞二回、ノミネート六回、CDの売り上げ全世界で一億枚以上のモンスターバンドです。
音楽性としては、ヘヴィロック、ミクスチャーロックの部類です。一枚目のアルバムはかなりヘヴィで二枚目はそれがさらに洗練された感じ。三枚目以降は路線変更して、だいぶハードロック寄りになり、優しい感じの曲も何曲かあります。これがファンの間では賛否両論あるそうですが、個人的にはどちらも好きです。六枚目のアルバムは原点回帰してデビュー当時のヘヴィロックに戻る感じです。
このバンドの特徴を三つ挙げるなら、
1)ボーカル、チェスター・ベニントンの歌声。チェスターは高くてキレイな声、低くて力強い声、シャウトそのどれもが素晴らしく、何段階かギアを持ってる感じです。声域がかなり広いです。個人的には世界一の歌声だと思います。
2)音がヤバい!聞いていて気持ちのいいものばかりです。重低音ながら、繊細で緻密に作られています。
3)MVがカッコいいです。音楽の世界観がちゃんと映像で表現されていて メンバーがノッテる姿などは見ていてノリノリになります。
以上の理由でこのバンドをおすすめしたいのですが、2017年7月20日、ボーカルのチェスターが自宅で首を吊り死亡しているのが発見されました。悲しみとともに、自分は感謝の気持ちでいっぱいです。最高の音楽を聞かせてもらいました。さらば、チェスター・ベニントン…