ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ! / Wallace & Gromit: The Curse of the Were-Rabbit

ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ! / Wallace & Gromit: The Curse of the Were-Rabbit

『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!(英語:Wallace & Gromit: The Curse of the Were-Rabbit)』とは、2005年に公開されたアニメ映画である。イギリスのクレイアニメ『ウォレスとグルミット』シリーズ初の長編映画として制作され、アカデミー映画賞長編アニメ賞などを受賞。畑の野菜を荒らすウサギに頭を悩ませ、ウォレスとグルミットは害獣駆除に乗り出す。しかし心優しいウォレスがこっそりウサギを匿ったことで、事態は思わぬ展開を迎える。

ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ! / Wallace & Gromit: The Curse of the Were-Rabbitのレビュー・評価・感想

ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ! / Wallace & Gromit: The Curse of the Were-Rabbit
4

どうしてそんな方向に行った?

最初の長編作品「チーズ・ホリデー」を観たときから大好きなシリーズです。
しかし、最近の長編は間延びしていてやたらと長く、更にバイオレンスだったりホラーだったり、なんだかよくわからない方向に向かいつつあるのが気になります。ハラハラドキドキの大冒険なんて無理やり入れなくてもいいから、初期のもっとのほほんとした日常を描いたアニメに戻って欲しいと静かに期待しています。ひつじのショーンみたいに、のべつまくなしに発明と失敗と小さな騒動を繰りかえす、ぐらいのスケールで毎週一本、5分くらいのアニメで観たいです。
さて今回も便利なメカが続々登場します。個人的に毎回楽しみにしているのは、おはようから行ってらっしゃいまで全自動でこなしてくれる便利メカです。欲しいです。実に羨ましい。メンテは大変そうですが。レーンを移動するだけで着替えから朝ごはんまで一直線だなんて夢のような機械です。
目覚ましメカも毎回パワーアップしているわけですが、我らがグルミットの技術向上も注目したいところです。今回は象が踏んでも簡単には壊せなさそうな檻を一瞬にして作り上げていました。もともと人間離れならぬ犬離れをしていた彼ですが、はたしてどこまで進化していくのか。
ウォレスとグルミットの友情とか、感動シーンとか見所とかちゃんとあるはずなんですけど、なんだか中途半端でオチとか大冒険とかあんまり興味湧かなかったです。やっぱり、日常編をもっとみたいと思いました。