新機軸の数々が賛否要素が強くなったシリーズ14作目
2017年2月から2018年1月にかけて放送されたプリキュアシリーズ第14作で、スイーツの中にある人を幸せにする物質「キラキラル」を守るスイーツの力を持ったプリキュアの活躍を描く物語となっています。
本作も新機軸が多い作品で、テーマのスイーツを明確に各プリキュア名に与えたりと明確にする一方、スイーツ+動物のWモチーフのデザイン的な賑やかさが感じる印象になりました。
また本作ではシリーズの特徴であった肉弾戦を廃し、キラキラルを使ったクリーム状の光で牽制するといった戦闘シーンでも新機軸が行われたものの、これに関してはやはり賛否両論は否めず劇中でも戦闘シーンに関しては従来作と比べてもやはり迫力が落ちてしまった感は否めませんでした。
ドラマ面においても、初期は実写の調理シーンも入れたりとスイーツ要素が濃く出ていたものの、ストーリーが進むにつれてプリキュアが心の闇に揺れて闇落ちするパターンが多く、彼女たちのメンタルの弱さを感じさせ、ややくどくなったのも賛否両論の要素になったのではないでしょうか。一方でスイーツモチーフや『プリキュア5』以来のプリキュアのメインメンバーが6人という組み合わせなど、女児人気は高めになった作品でもありました。