バイオハザード2 / Biohazard 2 / Resident Evil 2

バイオハザード2 / Biohazard 2 / Resident Evil 2

『バイオハザード2』とは、1998年にカプコンよりプレイステーション用として発売されたホラーアクションアドベンチャーゲーム。バイオハザードシリーズ」の第2作目で、前作の「洋館事件」から2ヶ月後の設定となっており、舞台は閉鎖的な洋館からラクーンシティの市街地に変わっている。新人警官のレオン・S・ケネディと女子大生のクレア・レッドフィールドを操作して、生物災害に見舞われたラクーンシティを脱出するのが目的。シリーズ初のザッピングシステムが導入され、主人公2人で4つのシナリオを楽しめるようになった。

バイオハザード2 / Biohazard 2 / Resident Evil 2のレビュー・評価・感想

バイオハザード2 / Biohazard 2 / Resident Evil 2
9

ホラーだけど爽快アクション

言わずと知れたホラーシリーズのアクションゲームです。今作の敵MOBはホラー定番のゾンビです。

狭い場所で大量に出ることがあり、操作がラジコン感覚で思うように動けないこともあるものの、基本的に動きが緩慢で頭の良くないゾンビが相手。こちらの武器は重火器が中心ということで、弾に余裕さえあればホラーというよりもハンティングアクションと化します。
ゾンビを相手に「俺つえー!」を楽しんでいると、ふと彼らが元人間であることを思い出して少しナイーブになったりもします。人間に戻す方法がないので、倒すこと自体は仕方がないのですが。

ゾンビ相手に遊べるのはほぼ前半だけで、後半に進むにつれ手に入れてきた強力な武器に見合う厄介な敵MOBが増えてくるので、退屈に感じることはありませんでした。
序盤にも少数出てくるリッカーが後半には大量に出てくるだけでなく、その一体一体も「強化リッカー」という強いものになっていて、一斉に襲い掛かられるのは恐怖です。しかも、一撃でこちらの命を奪う即死攻撃持ちというのは厄介でした。

シリーズ共通で難易度を上げているのが、弾数に限りがあることと、それを助長する持てるアイテム数の制限。クリア後にはそれを解消する隠し要素として、弾数無限武器が手に入ることもあり、遊び尽くすことができて楽しいゲームでした。