チャージマン研!(チャー研)のネタバレ解説・考察まとめ
「チャージマン研!」とは、1974年にテレビ放送されたナック製作のアニメーション作品。略称は「チャー研」。極端な低予算で作られた低クオリティの作品であるが、2000年前後にネットの動画サイトなどで存在が広まったことでブームが起こる。低クオリティな所が斬新且つシュールで面白いと、愛好家は多い。主人公「泉研」は「チャージマン研」に変身し、地球を侵略しに来たジュラル星人を倒して行く。
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「チャージマン研!」とは、1974年にテレビ放送されたナック製作のアニメーション作品。略称は「チャー研」。極端な低予算で作られた低クオリティの作品であるが、2000年前後にネットの動画サイトなどで存在が広まったことでブームが起こる。低クオリティな所が斬新且つシュールで面白いと、愛好家は多い。主人公「泉研」は「チャージマン研」に変身し、地球を侵略しに来たジュラル星人を倒して行く。
チャージマン研!ですがこれはひっどい(褒め言葉)アニメです。
このアニメは主人公泉研(いずみ けん)が地球侵略をたくらむジュラル星人と戦っていくアニメなのですが、ジュラル星人の作戦が非常に回りくどいです。
例えば2話「危機一髪!!」で研の家を特定しているのですが、直接襲わずに富士山頂までおびき寄せたり、16話「殺人レコード恐怖のメロディ」では研と家族を狂わせるためにわざわざレコード屋を開き人間を狂わせるレコードを売り研かその家族が買いに行くのを待ったり、45話「鳩時計が3時を指したら」では研の妹キャロンを洗脳して研を殺させるためにピアノ教室を開いたりと、とにかく回りくどいです。
それにこのアニメは超展開のオンパレードです。
例えば1話「危機!!宇宙ステーション」ではジュラル星人が自分たちのUFOに子供をさらっているのにもかかわらず、研はUFOを攻撃し、墜落させています。
なのにその後何事もなかったように子供たちが遊ぶシーンに変わり、話が終わります。
35話「頭の中にダイナマイト」ではボルガ博士がさらわれているのにもかかわらずスルーして帰宅し、ニュースでボルガ博士が会合に出ていることを知ってから会合の場へ行き、ボルガ博士が改造されたと決めつけて彼をさらい、空からボルガ博士を落としてジュラル星人のUFOを爆撃する、というめちゃくちゃな展開が起こります。
このように、あまりにもおかしくて(人を選ぶけど)面白い作品となっています。