フェチズムフォトグラファー青山裕企さんのピンポイントエロスの世界
自然、風景、建築物、人、動物……この世に溢れる魅力的な一瞬を切り取る写真家は数多く存在しますが、こんなにもピンポイントな一瞬にのみ固執し続ける写真家は、他にいないのではないでしょうか。現代フェチズムを肯定するようなフォトグラファー、青山裕企さんの作品世界に迫ります。
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青山裕企(あおやまゆうき)とは、日本の写真家、映像作家、映画監督。サラリーマンや女子高生といった「日本社会における記号的な存在」をモチーフにしながら、自身の思春期観や父親像を反映した作品を発表している。広告写真やアイドルの撮影なども行っている。2007年に「キャノン第16回写真新世紀」にて優秀賞を受賞。主な作品シリーズには、『空跳人』、『ソラリーマン』『スクールガール・コンプレックス』、『絶対領域』などがある。映像作家としても活躍しており、2014年の映画『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』で映画監督デビューも果たした。