ゾンビは怖くない!笑えるゾンビ映画5選
「ゾンビ映画」といえば、本来は怖くてグロテスクなホラージャンルの映画です。しかし近年、「ゾンビ」というキャラクターをうまく活かして笑いを作り出す良作コメディ映画が多く誕生しています。今回はそんなゾンビ映画なのに笑える作品を紹介していきます。
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『ゾンビ・クエスト』とは、2012年にオランダで公開されたゾンビ映画である。アムステルダムの高層ビルに勤めるアジズは、片思いの相手・テスとのデートをようやく取り付ける。そこへ突如ビルに謎の巨大物質が激突し、ゾンビが大量発生。ビルの屋上に追い詰められたテスを救い出すため、アジズは頼りないパーティを組んで立ち向かう。
ショーン・オブ・ザ・デッドのようなホラーコメディですが、ちゃんとした怖いシーンがあり、なかなか侮れない作品になっております。
あらすじとしては、気弱な教師が新しく赴任した先で子供達が次々とゾンビ化していき、ゾンビの巣窟となった小学校から脱出せよ!という物語になっています。
もちろんそう簡単に脱出できるわけもなく、恐らくその辺の大人ゾンビより賢く恐ろしい子供ゾンビ達に、めちゃくちゃに襲われます。ですが、この作品、登場人物達のキャラも結構めちゃくちゃですので、その辺はやはりコメディとして笑いを誘います。それはあり得ないだろう!とツッコミを入れたくなるシーンがいくつもあります。
しかし、ホラーものにはよくあるエロシーンこそありませんが、残虐な表現やグロテスクな表現は強めです。教師が生徒の脳みそを取り出すシーンは、コメディ調ではあるものの目をそらしたくなりました(因みに、登場人物の一人にSAWシリーズの生みの親であるリー・ワネルが出演しています)。この映画は一応前向きな結末で終わっていますので、少し元気が出ない日やひと時でも現実を忘れていたいという方には、笑えてポジティブになれるという意味でオススメできる作品です。