怖くても繰り返し読んでしまう『山田悠介』5選
2012年の「第58回学校読書調査」で小・中学生が好きな作家1位に選ばれた山田悠介。 彼の代表作というとアニメ化・舞台化までされた「リアル鬼ごっこ」だろう。彼の作品はバットエンドで終わることが多く後味の悪さを感じさせるが、なぜか何回も読んでしまうある種の「中毒性」を持っている。 本の簡単な紹介と独断と偏見でその「中毒度」を掲載する。参考にして戴きたい。
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『名のないシシャ』とは、山田悠介による小説である。歳を取らない代わりに人間に約3年分の時間を与えることができる「シシャ」と呼ばれる存在と、彼らが大切にする人間との交流を描く。2011年11月30日に角川文庫から出版された。