怖くても繰り返し読んでしまう『山田悠介』5選
2012年の「第58回学校読書調査」で小・中学生が好きな作家1位に選ばれた山田悠介。 彼の代表作というとアニメ化・舞台化までされた「リアル鬼ごっこ」だろう。彼の作品はバットエンドで終わることが多く後味の悪さを感じさせるが、なぜか何回も読んでしまうある種の「中毒性」を持っている。 本の簡単な紹介と独断と偏見でその「中毒度」を掲載する。参考にして戴きたい。
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『特別法第001条 DUST』とは、2009年に出版された山田悠介による小説である。財政難と労働人口の減少に苦しむ日本政府は、「ニート」を島流しにする「DUST法」を可決。これにより無人島に流された6人のニートたちの、壮絶なサバイバル生活を描く。永山たかし主演で映画化もされた。