スーパーロボット大戦α for Dreamcast

スーパーロボット大戦α for Dreamcast

『スーパーロボット大戦α for Dreamcast』とは、バンプレストが2001年にリリースしたセガドリームキャスト向けシミュレーションRPGゲームである。本作は、『スーパーロボット大戦』シリーズの一つである『スーパーロボット大戦α』のドリームキャスト版。『第4次スーパーロボット大戦』および『スーパーロボット大戦F完結編』まで続いた「DC戦争シリーズ」に続く第2のシリーズ「αシリーズ」の第1作目となっている。プレイヤーは、様々なロボットアニメ作品から参戦しているキャラクターやメカを操作して戦うことができる。シリーズを代表する要素であるクロスオーバー要素が豊富に盛り込まれており、『機動戦士ガンダム』や『超時空要塞マクロス』、『機甲世紀Gブレイカー』など、多くのロボットアニメ作品が登場する。キャラクターやメカの成長要素やストーリー展開も特徴的であり、ファンにとっては懐かしい作品の世界観を楽しむことができる。

スーパーロボット大戦α for Dreamcastのレビュー・評価・感想

スーパーロボット大戦α for Dreamcast
6

シミュレーションRPGソフト感想

2003年にPS2用ソフトとして発売された人気シミュレーションゲーム「スーパーロボット大戦」シリーズの1作で、同シリーズで「α」シリーズと呼ばれる中では3作目にあたり、2作目にあたる前作のタイトルが「外伝」だった事から本作では第2次と冠されるようになりました。
本作ではαシリーズでは宇宙の脅威と戦う流れから一転、地球圏の争いを終結させる流れになるため、主に地球圏での戦いが中心となり(とはいえこの流れは次回作第3次で当時人気だったガンダムSEEDを参戦させた事で矛盾を張らんでしまいましたが…苦笑)。
初参戦作品では勇者王ガオガイガー、鋼鉄ジーグ、ブレンパワード、漫画作品のみだったクロスボーンガンダムらが参戦し、全体的にスーパーロボット系の作品やガンダムシリーズよりのエピソードが豊富な印象でした。
また、本作から4人の主人公により異なるルートになったり、複数のユニットで小隊を組んだりと、その後の作品にも引き継がれる新要素も豊富で、よりやり込み要素が増した印象になりました、戦闘アニメーションに関してもダメージを受けた際のけぞる動きが加わり、特定の攻撃を受けた際撃破エフェクトも独特になったりと、これらも後の作品に影響を与える形になりました。
難易度的には前作がアルファ作目をクリアした人向けにやや難度が高めになっていた分、本作は比較的難易度が下がり、1作目同様シリーズ初心者でもプレイしやすい印象でした。