オール・ユー・ニード・イズ・キル / All You Need Is Kill / Edge of Tomorrow / Live Die Repeat

オール・ユー・ニード・イズ・キル / All You Need Is Kill / Edge of Tomorrow / Live Die Repeat

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』とは、桜坂洋が2004年に発表したライトノベル「All You Need Is Kill」を原作に、ダグ・リーマンが映画化した作品。エイリアンに侵略されつつある近未来の地球を舞台に、出撃しては戦死する2日のループを繰り返し、戦闘能力を身に着け、ループの原因となっている敵を倒す方法見つけ出して勝利を掴むまでを描く。

オール・ユー・ニード・イズ・キル / All You Need Is Kill / Edge of Tomorrow / Live Die Repeatのレビュー・評価・感想

オール・ユー・ニード・イズ・キル / All You Need Is Kill / Edge of Tomorrow / Live Die Repeat
8

SFやアクションが好き人だけでなく、漫画が好き人にもオススメできる映画です

この作品は、日本のライトノベルをハリウッドで映画化したという珍しい作品です。元の小説の世界観を完全に再現している映像が素晴らしく、その中での迫力のあるアクションが楽しめます。映画化の前に漫画にもなっており、そちらも迫力十分でしたが、それが実写になって更にスケールアップしています。よって、アクション漫画が好きな人が見ても楽しめる映画です。
また、主演をあのトム・クルーズが演じているという点にも注目です。ライトノベルが原作だと聞くと、所詮はB級、または色物の映画と思われるかも知れませんが、全くそのようなことはなく、CG技術をこれでもかと使用して再現された世界は、原作の小説を読んで頭の中に描くことができる世界そのものと言っても過言ではありません。
キャストも豪華で、主演のトム・クルーズの相手役に、大ヒット映画の「プラダを着た悪魔」にも出演していたエミリー・ブラントを起用するなど、そちらの面も他のハリウッド映画のヒット作と比べても何の遜色もありません。
「必要なのは殺すことだけ」と訳せるタイトルは、話が進むとその意味がよく分かってきます。日頃からライトノベルをよく読んでいる人から、トム・クルーズ主演の映画が好きな人まで、幅広い人におすすめしたい作品です。