青池保子

青池保子（あおいけやすこ）は1948年7月24日生まれ、山口県下関市長府出身の女性漫画家。代表作に『エロイカより愛をこめて』、『アルカサル-王城-』などがある。
青池は日本画を趣味としていた父親の影響で絵を描くようになり、小学校1年生で初めて漫画を描く。中学1年生の時に少女漫画家の水野英子宅に訪問し、大きな刺激を受ける。水野英子に見てもらいたいという思いからファンタジー漫画を執筆し、彼女に送ると、『りぼん』編集部から「お正月号用に短編を描いてください」との手紙が届いた。そして『さよならナネット』を描き上げ、15歳でプロデビューを果たす。
デビュー作を読んだ講談社から第一回少年少女新人漫画賞への参加を誘われ、1964年12月に再デビューを果たす。以降は「高校一年のおねえさん漫画家」のキャッチフレーズで、『週刊少女フレンド』で活躍する。
1991年には『アルカサル-王城-』で第20回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した。