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一度聞いたら耳から離れないヘビーローテーションミュージック
彼らほど個性的なバンドはこの時代には少ないのではないだろうか?彼らの奏でるリズム、音はどこか昔あったように思わせるが、何故か新しく斬新という印象。どの曲も独特のリズムとリフでキャッチーな曲に仕上がっている。しかも一度聞くと忘れない、耳にずっと残る中毒性高い音楽。最初の一回目はふーんという感じで、二回目以降聞けば聞くほど止められなくなり、定期的に聞いてしまうというドラッグ性がある。ビジュアルも皆良く、女子ウケ大。しかし、媚びた感じはなく気の良さそうな青年たちという感じ。そんな人の良さそうな見た目とは離れ、飛び跳ねるリズム、お腹にドシンと響くようなベースライン、そして脳内を侵食し続けるメロディーラインは驚くくらい個性が強い。ギターのリフを聴いているとテレレッテレッテレと聴こえる事があり、それは昭和の歌謡曲調のようにも感じるが何故だろうか、決して古臭くダサいと思わない。むしろ、洋楽を意識しすぎて単にコピーしている音楽とは違い日本人に馴染みやすく新しくて格好いいと思わせる。彼らの音楽は彼ら独自のもので他にはいないと言い切れる。中毒性高く、オリジナリティがありキャッチーな音楽を作るミュージシャンはこの日本では貴重だろう。