時代と年齢に沿ってクリエイティブが変わるが芯は変わらない不屈のアーティスト
おすすめのバンドです。
おすすめできる要素としては、唯一無二の世界観で速い言葉数とガレージ・ロックの音楽性を使って世論を若者の視点で代弁してくれているからです。
若者の代弁者と言ってもマスで受けるわけではない皮肉やブラックユーモアが満載で、一定数以上の闇を持った人の感情を見後に代弁してくれています。
まるで理不尽の渦中にいたかのようにその理不尽を表現し、また体現したかのような感情を歌詞に現しています。
アークティックモンキーズやリバティーンズ等海外のガレージロックバンドに影響を受けているのは明白で、ギミックが効いていて粋なギターリフはお見事の一言です。
そこに加えて言葉数の多い歌詞でまるでラップかのように心地よく脳に訴えかけてきます。
またボーカルの畠山氏のクリエティブが見事で、MVからジャケットのアート・ディレクションやグッズの発案まで彼のクリエイティブがバンドのimageを作っています。
毎回行われるツアータイトルのユニーク(アルバムタイトルでもあります)さ、オリジナルマスコットキャラクターの愛らしさ、たいして毒のある曲のメッセージ性とのギャップもバンドを表す魅力になっています。