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SFアクション洋画感想
ユニバーサル・ピクチャーズ100周年を記念して製作され、2012年に公開されたSFアクション映画で、同名のボードゲームを題材に、アメリカ海軍と宇宙からの侵略者による太平洋を舞台とした戦いが描かれます。
本作は本国アメリカでは興行成績が振るわず酷評されるという形になってしまいましたが(理由としては宇宙からの侵略といったストーリーやトランスフォーマーなどVFXを駆使したド派手なアクション路線の映画はそれこそアメリカで量産されすぎた形になり、新鮮味を感じられなかったかもしれません)、一方で日本では日本人俳優・浅野忠信氏が主人公ホッパーのライバル・ナガタ役で出演していることもあってか注目度が高く、ネットで「バトルシッパー」と呼ばれる熱狂的なファンを獲得するに至っている現象が起きました(笑)。
これに関しては劇中で印象的な決め台詞が多く、適度にツッコミを交えながら楽しめる作風が「コマンドー」に近い印象だったというのもあり(個人的には最終決戦におけるホッパーの「誰だっていつかは死ぬ、だが今日じゃない。」が一番印象に残っています)、またミズーリを始め戦艦が宇宙人のハイテク兵器を打ち破る展開に戦艦好きにもたまらない要素として日本の熱狂的なファン獲得に繋がったとも思いました。