ギターが主役!本格派の国産ロックバンド
このバンドの大きな特徴として、ギターがとても目立つ事が挙げられます。カッティングやチョーキングなどのテクニックを駆使し、徹底的にバンドの主役に居座ろうとするギタリストの武勇伝を体験出来ます。
かといってギターの一人相撲となってはおりません。ベースもドラムも絶妙にギターと絡み合い、とても分厚いバンドサウンドを聴かせてくれます。
作品数はアルバムで10枚にも満たされていませんが、これだけあれば彼らの魅力を堪能するには充分だと思います。
余談になりますが、そのギターに合わされる歌詞や歌も忘れてはいけません。意味深な言い回し、曲にマッチした絶妙な言葉選び
時にギャップを、時にストレートに叫ばれるメッセージ。悪くいえばベタですが、こんなに真っ直ぐロックをやっているアーティストは国内では珍しいのではないでしょうか。極めつけはモッズスーツで統一されたファッション。オシャレなスーツに身を纏った4人組の男性が、時にクールに時に情熱的に音楽やライブの中で暴れるわけです。このギャップが好きになる人もいるかもしれませんね。音楽的にみても、シンプルな機材やコード進行しか使っていません。その潔さも彼等の魅力だとおもいます。