静かなる抗争。クライム映画「黒の魂」に描かれる慟哭
小さな町で起きた非情な抗争を描いたクライム映画。息子が撃ったたった1発の銃弾によって、町を牛耳るファミリーとのいざこざに巻き込まれていく家族たち。果たして彼らの行く末に平和は待っているのか。映画「黒の魂」をご紹介致します。
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黒の魂(くろのたましい、原題:Anime nere)は、フランチェスコ・ムンズィ監督による2014年のイタリアのクライム映画。ジョアッキーノ・クリアコ(Gioacchino Criaco)の同名小説『Anime nere』が原作となっており、巨大犯罪組織ンドランゲタと関わった一族の悲劇を描いている。第71回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、第60回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では作品賞 、監督賞を含む9部門で受賞した。