さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち

さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち

『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』とは、1978年に公開された映画である。アニメ版『宇宙戦艦ヤマト』の続編で、劇場版としては2作目。ガミラスとの戦いから1年がたった2201年を描いている。キャッチコピーは「君は愛のために死ねるか、他人のために自分を犠牲にできるか」、「永遠の愛とロマンをのせて―ヤマトはいま、最後の戦いが待つ宇宙のかなたへ…」。

さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たちのレビュー・評価・感想

さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち
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タイトルなし

この映画は自分が中学生くらいの時に上映されたもので、丁度部活動を頑張っていた頃です。異性に興味を持ち始めた頃でもあります。この映画を観て、上記の両方に影響が有りました。部活で皆と共に戦って勝つために頑張る。異性を大事にする。もし、この時期にこの映画を観ていなければ、起爆剤になるものが無く、淡々と青春が過ぎて行ったことでしょう。この映画に若い自分は物凄く影響され、その後のシミュレーションをする事が出来ました。

後半で、真田さんや山本、斎藤隊長等が次々と倒れていくシーンは、ほんと悲しくてしょうがありませんでした。特に心に残っている言葉は、その戦闘場面で斎藤隊長が言った「慌てず、急いで、正確に、な。」です。これって、なかなかできるものではありませんよね。日常色々な場面でこの言葉が必要になってくることが有ります。その度にこの映画を思い出します。いい言葉だと思います。

ラストで古代進が残った乗員を退艦させて雪とヤマト艦内に残り、超巨大戦艦に向かっていく場面。「雪、やっと二人きりになれたね。…。これが二人の結婚式だ。」そして沢田研二のヤマトより愛をこめてが厳かに流れてくる。んー、未だにこの映画より感動するものには出くわしていません。