オトメン(乙男)

オトメン(乙男)

『オトメン(乙男)』とは、菅野文による日本の漫画作品である。学園ものであり、ラブコメでもある本作品は、2006年から2013年にかけて『別冊花とゆめ』で連載された。単行本は全18巻となっている。
乙男とは、乙女のような趣味や思考を持ち、料理や裁縫などの家事で能力を発揮している男子を指す。加えて、乙女のような心を持つと同時に、男らしさをも持ち合わせた男性のことを言う。主人公は、剣道部主将の正宗飛鳥(まさむねあすか)。男らしいことで評判のある飛鳥だが、少女漫画が好きで、料理や掃除が得意といった乙女らしい面も持っていた。そんな飛鳥が、転校してきた都塚りょうという少女に恋をしてしまうというストーリーである。
男らしさや女らしさ、ジェンダーのあり方について触れられている本作品は話題となり、2009年の新語・流行語大賞の候補語にもなった。また、2009年には、岡田将生と夏帆の主演でフジテレビ系列の土曜ドラマ枠にて連続ドラマ化された。

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