責め絵師 伊藤晴雨に驚き!
伊藤 晴雨(いとう せいう、1882年(明治15年)3月3日 - 1961年(昭和36年)1月28日)責め絵、幽霊画を得意とする画家。 責め絵や縛り絵を専門とする一方で風俗考証家としても活躍している。 12歳で伊藤晴雨の愛人になったお葉は、後に竹久夢二の愛人にもなっている。『黒船屋』のモデルをしている。
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伊藤晴雨(いとうせいう)とは、日本の画家。責め絵、幽霊画を得意とした。幼い頃から絵が得意であったため8歳で琳派の絵師・野沢提雨に弟子入りする。様々な色を転々とした後、25歳から新聞社に勤めて挿絵や評論を書くようになった。34歳で佐々木カネヨをモデルに責め絵を描き始める。関東大震災で財産を失ったため、精力的に江戸の風俗を書き記し、『いろは引・江戸と東京風俗野史』を著した。1928年に発行した『責の研究』は発禁処分となったが、当時の名著とされている。1945年の東京大空襲で家財一切を焼失し、戦後はほとんど出版活動は行なわなくなった。1960年、挿絵画家としての長年の功績に対して出版美術連盟賞を受賞。その翌年に死去した。