ノーマン・ロックウェル
ノーマン・ロックウェルとは、アメリカの画家、イラストレーター。軽いタッチでアメリカ合衆国の市民生活を描き、幅広い大衆的人気を持つ。ニューヨークで生まれ、美術学校を出てから、アメリカ・ボーイスカウト協会の雑誌などに絵を書き始める。彼の絵は1916年から1963年にかけて『サタデー・イブニング・ポスト』紙の表紙を飾った。特に1940年代から1950年代のものが人気が高い。ユーモラスな作品が多い一方、連邦保安官に守られながら通学する幼い黒人少女の姿を描いた後期の代表作「The Problem We All Live With」のように、作品を通じて社会性の強い激しい一面も見せた。多作であり、生涯に2000を超える作品を描いたが、1943年に起きた火事で多くの作品が焼失し、残った作品もほとんどが美術館の恒久的所蔵品となっている。
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