湯浅政明
湯浅政明(ゆあさ まさあき、1965年3月16日 - )は、福岡県出身のアニメ監督、アニメ演出家、アニメーター。株式会社サイエンスSARUの共同創設者であり、2020年までは代表取締役を務めていた。
九州産業大学の芸術学部美術学科で油絵を学んだ後、亜細亜堂へ入社。アニメーターからキャリアをスタートした湯浅だったが、動画を描いたところスキルの高さからすぐに原画に昇格。1990年にはテレビアニメ『ちびまる子ちゃん』に参加し、第一期では本編原画、OP「ゆめいっぱい」、ED「おどるポンポコリン」の作画を担当した。その後フリーランスとなり、1999年に初めて監督としてテレビアニメ『バンパイヤン・キッズ』のパイロット版『なんちゃってバンパイヤン』などを手掛ける。2004年に自身が脚本も手掛けた映画『マインド・ゲーム』で長編アニメーション監督としてデビュー。本作はその年の文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で大賞を受賞するなど、国内外のさまざまな賞を獲得した。
監督としての代表作に、テレビアニメ『四畳半神話大系』、『ピンポン THE ANIMATION』、『映像研には手を出すな!』、映画『夜は短し歩けよ乙女』、『夜明け告げるルーのうた』、『きみと、波にのれたら』、『犬王』などがある。
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