曽利文彦
曽利文彦(そりふみひこ)は1964年5月17日生まれ、大阪府出身の映画監督、CG監督、映像クリエイター。代表作に『ピンポン』、『ベクシル 2077日本鎖国』、『ICHI』、『あしたのジョー』、『鋼の錬金術師シリーズ』などがある。
曽利は映画『未知との遭遇』に感銘を受け、中学生の頃に映画監督を志望するようになる。学生時代にCG制作の技術を学び、TBS開発局デジタル開発センターCG部に配属されたことを機に、映画制作への道を歩み始める。社費留学制度で南カリフォルニア大学に入学した後、在学中に映画『タイタニック』にCGアニメーターとして参加する。
帰国後はVFXスーパーバイザーなどを務め、2002年に『ピンポン』で映画監督デビューを果たした。この作品は第26回日本アカデミー賞にて優秀作品賞、優秀監督賞を受賞、第24回ヨコハマ映画祭にて新人監督賞を受賞した。2004年には、3DCGアニメ映画『APPLESEED』をプロデュースし、「3Dライブアニメ」という独自の手法で注目を集める。
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