筒井康隆
筒井 康隆(つついやすたか)とは、日本の小説家、劇作家、俳優。大阪市で生まれ、天王寺動物園長だった父の影響を受け、幼い頃から博物的な世界に憧れを持っていた。同志社大学に入学し、美学・美術史を専攻。1965年に東京に転居し、本格的な作家活動を展開する。1965年、第一短編集『東海道戦争』を刊行。同年、代表作の1つである『時をかける少女』を発表し、現実と非現実をつなぐ幻想のリアリズムによる無気味なナンセンスSFのジャンルを開拓した。1967年の『ベトナム観光会社』と1968年の『アフリカの爆弾』で直木賞候補となる。小松左京、星新一と並んで「SF御三家」と呼ばれ、戦後のSF界の基礎を築き上げた。
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