中村隆太郎

中村隆太郎

中村 隆太郎(なかむら りゅうたろう)とは、千葉県出身のアニメ監督、演出家である。1955年4月15日生まれ。1977年頃からアニメーターとして『家なき子』『宝島』『あしたのジョー2』『スペースコブラ』などのTVシリーズ、『エースをねらえ』『ユニコ』などの劇場映画の作画を担当した。1986年からフリーとなり、演出を手掛けるようになる。1994年、宮沢賢治の童話を原作とした映画『グスコーブドリの伝記』で監督デビューを果たす。自身も絵を描ける監督だったが、制作現場で作画を直すことはなく、「アニメーター」と「監督・演出」の仕事をはっきりと分けていた。2013年に膵臓癌のため58歳で亡くなるまで、多くの作品を手掛けた。主な参加作品には、映画『地球を救え!なかまたち ちびねこトムの大冒険』『劇場版 キノの旅 the Beautiful World 病気の国―For You―』や、テレビアニメの『serial experiments lain』『サクラ大戦TV』『キノの旅』『神霊狩/GHOST HOUND』などがある。

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