奈緒子 / Naoko

奈緒子 / Naoko

「奈緒子」は1994年から2003年までビッグコミックスピリッツに連載された坂田信弘原作・中原裕作画による漫画。2008年2月16日に実写映画化もされた。漫画の終盤は「奈緒子 新たなる疾風」というタイトルで仕切り直しがされた。
長崎県壱岐市をモデルにした「波切島」を舞台に、小さくして事故で父親を亡くした「日本海の疾風(かぜ)」と呼ばれる天才走者壱岐雄介の成長を描いた物語である。

奈緒子 / Naokoのレビュー・評価・感想

奈緒子 / Naoko
10

初めて見ました

三浦春馬さんが他界されてから、TSUTAYAの“名優三浦春馬さん”というコーナーで見つけました。上野樹里さんが主役でした。駅伝の選手の役で、17歳くらいの三浦春馬さんが駅伝選手になり切っていました。綾野剛さんは本当に陸上をされていたようで、二人の競り合うシーンはやはり綾野剛さんの走りが駅伝の本物と感じました。上野樹里さんはこの時からすでに主役の風格がしっかりとありました。鶴瓶師匠もそのままです。高校生の三浦春馬さんは、やはり美しく演技もうまくて、体もしっかりできていました。他にも柄本時生さんが良い味を出していました。私は、奈緒子という作品を見て、三浦春馬さんは本当に名優と言える方だったと思います。この時芸歴はすでに10年近くでしょうか。「子役の頃からお芝居が上手で大人の俳優になり、容姿の美しさだけでなく演技に対する集中力も素晴らしい俳優さんだった。」と共演者の方が言っておられます。また、あらゆる監督方が三浦春馬さんを使いたいという理由は、共演した方々がどなたも彼のことを悪く言わないことから推察するに、素晴らしい人格者でもあったからだと思います。こういう俳優さんが今から出てくるのでしょうか。惜しい方を亡くしたと思います。そして、エンターテインメントがこういう唯一無二の方を大事にできる世界であってほしいと願います。