デッドプール / Deadpool

デッドプール / Deadpool

『デッドプール』とは、2016年にアメリカで公開されたヒーロー映画。監督はティム・ミラー。『X-MEN』シリーズの8作目にあたり、シリーズ通して初めてR指定された。元一流の傭兵でトラブルシューターをしているウェイド・ウィルソン。恋人のヴァネッサと幸せな日々を過ごしていたが、末期がんを患っていることが発覚。更にフランシス・フリーマンという男に騙され、がんの治療薬ではなく超人になる薬品を投与されてしまう。不死の身体を手に入れたウェイドは「デッドプール」として、フランシスに復讐を挑む。

デッドプール / Deadpoolのレビュー・評価・感想

デッドプール / Deadpool
8

「デッドプール」:スーパーヒーロームービーの新たな地平線

「デッドプール」は、映画界に新風を巻き起こしたと言っても過言ではありません。そのユーモラスで自己参照的なアプローチは、スーパーヒーロージャンルに新たな視点をもたらしました。主人公のウェイド・ウィルソン(デッドプール)は、過去のトラウマや自己の欠点をユーモラスに取り扱い、視聴者に深い共感を呼びます。

映画は、ウェイドが恐ろしい実験によって超人的な治癒能力を得るところから始まります。彼の冷笑的なユーモラスな一面は、悲劇的な瞬間でも維持され、映画全体に軽快な雰囲気を持たせています。一方で、ウェイドが自分の新たな能力と変わり果てた外見に対処する過程は、視聴者に深い感情的な共感をもたらします。

映画のアクションシーンはエキサイティングで、視覚的に鮮やかです。特に、デッドプールが彼の敵と戦うシーンは、彼の特異な戦闘スタイルとユーモラスな一面を見事に描き出しています。また、映画の脚本は鋭いウィットに満ちており、多くのユーモラスなワンライナーが視聴者を笑わせます。

「デッドプール」は、スーパーヒーロージャンルを新たな方向に押し進めるための模範的な作品です。その鮮やかなビジュアル、ユーモラスな台詞、そして感情的な中核が、視聴者に強烈な印象を残します。

デッドプール / Deadpool
10

デットプール2を見る前に第1作目のデットプールをみて!

私はアクション映画とコメディ映画がとても好きで、レンタルではなくブルーレイディスクを買ってしまうぐらい映画が好きです。
その中でデッドプールという作品が、今まで観てきた作品の中で一番アクションとコメディが調和しており面白かった映画です。
視聴制限があり15歳以下の方は見れない映画で、まさにその通りで下ネタが凄く刺激的でちょっとグロいシーンもあり、そういうグロさも笑いに変える作品になっており、是非1度は見てほしいです。
この作品の冒頭から私は笑ってしまい、ヒーローがタクシーで悪人を倒しに行くという斬新な発想で全身赤と黒のタイツでタクシーの後部座席から助手席に移り運転手と下ネタトークが面白く、笑いが止まらなかったです。
目的地に着くと、悪党が通る幹線道路の上からカメラに喋りかけるという、他の映画では見たことないスタイルの作品で最高でした。
デットプール2の予告編が面白かったので観ようと思っています。
デットプール2の予告編がスーパーマンのように電話ボックスから登場しようと着替えているのですが、あまりにも遅すぎて悪党どもに民間人が殺されるというシーンが笑ってしまいまいより観たくなりました。