年月を経て、改めて楽曲を聞き返すことで新たな発見があり、いつまでも色あせない魅力があります。
「SMAP」が解散してもう5年以上経ちます。
1991年のデビューから、最後のシングルとなる「Otherside/愛が止まるまでは」(2015年)に至るまで、数多くの名曲が生み出されてきました。
シングル曲では「世界に一つだけの花」「夜空ノムコウ」「らいおんハート」といったミリオンセラーとなる名曲を残していますが、あまり取り上げられてきていないアルバム曲の中にも数多くの隠れた名曲があります。
SMAPが最後に発売したベストアルバムの中に、ファン投票で選ばれた名曲が収録されています。
その中に「Simple」という曲があります。アルバム収録曲のためあまり世間的に話題にはのぼっていませんが、その歌詞が結婚し家庭を持った今、とてもじわじわと心に染みます。
平凡でちっぽけな、けれど何気ないことが幸せ。そんな日々を愛する人と積み重ねていこう。ありふれた平凡な毎日がとてもかけがえのないものなのだと気づかされる愛にあふれた曲です。
これは、SMAPの残したアルバム曲の中のひとつですが、こんな風にその素晴らしさに気づかされる曲は他にもたくさんあります。
SMAPが解散し、令和の時代が訪れて新たなアーティストがたくさん世に出てきました。けれど今一度、彼らの残した素晴らしい楽曲に耳を傾けてほしいと思います。
今だから身に染みる、素晴らしい歌詞、素晴らしい曲にきっとたくさん出会えると思います。