SMAP / スマップ

SMAP / スマップ

SMAPは、ジャニーズ事務所に所属していた男性アイドルグループ。1988年に結成した当時は6名だったが、のちに5名となり、2016年12月31日をもって解散した。28年間活動し、「国民的グループ」とも言われていた。グループ名には、「スポーツと音楽の融合」という意味が込められている。
結成当時のメンバーは、中居正広、木村拓哉、稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾、森且行で、森且行は1996年に脱退し、オートレーサーに転身している。結成して3年後の1991年にメジャーデビューを果たすが、オリコン2位止まりとなり、地方でのコンサートでも観客はまばらだった。SMAPの名を売り込むため、バラエティ番組に出演するようになり、お笑い芸人顔負けの笑いを提供し、「踊れる芸人」とも呼ばれた。
1996年には『SMAP×SMAP』が放送開始。SMAPの名が知られるようになった。1998年にスガシカオ作詞の「夜空のムコウ」が初のミリオンヒットを記録、2000年には「らいおんハート」が2度目のミリオンヒットを記録した。2003年に発表した「世界に一つだけの花」はドラマの主題歌にもなり、ダブルミリオンを達成。この曲は音楽の教科書にも載るなど多くの世代が知る曲となる。
2016年に解散。木村拓哉のみがジャニーズ事務所に残留している。その後も各メンバーがドラマやバラエティなどで活躍している。

SMAP / スマップのレビュー・評価・感想

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SMAP / スマップ
10

年月を経て、改めて楽曲を聞き返すことで新たな発見があり、いつまでも色あせない魅力があります。

「SMAP」が解散してもう5年以上経ちます。
1991年のデビューから、最後のシングルとなる「Otherside/愛が止まるまでは」(2015年)に至るまで、数多くの名曲が生み出されてきました。
シングル曲では「世界に一つだけの花」「夜空ノムコウ」「らいおんハート」といったミリオンセラーとなる名曲を残していますが、あまり取り上げられてきていないアルバム曲の中にも数多くの隠れた名曲があります。

SMAPが最後に発売したベストアルバムの中に、ファン投票で選ばれた名曲が収録されています。
その中に「Simple」という曲があります。アルバム収録曲のためあまり世間的に話題にはのぼっていませんが、その歌詞が結婚し家庭を持った今、とてもじわじわと心に染みます。
平凡でちっぽけな、けれど何気ないことが幸せ。そんな日々を愛する人と積み重ねていこう。ありふれた平凡な毎日がとてもかけがえのないものなのだと気づかされる愛にあふれた曲です。
これは、SMAPの残したアルバム曲の中のひとつですが、こんな風にその素晴らしさに気づかされる曲は他にもたくさんあります。

SMAPが解散し、令和の時代が訪れて新たなアーティストがたくさん世に出てきました。けれど今一度、彼らの残した素晴らしい楽曲に耳を傾けてほしいと思います。
今だから身に染みる、素晴らしい歌詞、素晴らしい曲にきっとたくさん出会えると思います。

SMAP / スマップ
10

永遠の国民的アイドル

日本人なら知らない人がいないほどのアイドルグループで、ミリオンヒット曲も多数あり、平成で1番売れたシングル「世界に一つだけの花」は解散した今もなお売れており、オリコンランキングでも最長記録を更新しました。
国民的アイドルでありながらも一生懸命な姿は誰をも心打たれ、何よりも災害等があれば誰よりも寄り添って、支援の呼びかけを続けてくれました。SMAPの魅力は5人それぞれの個性がバラバラでも、5人が集まった時の一体感は目を見張ります。そして、ライブではお客さんを幸せにすることを何よりも考えていて、ファンサービスも素晴らしかったです。さらに、初めて単独で国立競技場でライブを行った際に、登場シーンで5人並んだ時のオーラは他のアイドルにはない、強烈なもの感じます。
何よりも、SMAPは常に新しいことに挑戦し、アイドルなのにバラエティ番組を率先して出演し、料理やコント、歌のコラボ等多岐にわたった番組を20年間も続けてきました。
今となっては解散したグループですが、今もなお色褪せない魅力はシングル曲もそうですが、アルバム曲は色々な方からの楽曲提供で、またテレビで観るSMAPと違う一面を見れるからだと思います。