ジョン・ラセター / John Lasseter

ジョン・アラン・ラセター（John Alan Lasseter、1957年1月12日 - ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ハリウッド出身の映画監督、プロデューサー、アニメーション作家。かつてはウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオと、ピクサー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサー（CCO）を兼任していた。
ラセターは1979年にカリフォルニア芸術大学の映像学部アニメ課程の第一期生として入学し、在学中からディズニー作品である『きつねと猟犬』や『ミッキーのクリスマスキャロル』の作画を担当していた。卒業後、ディズニーに入社し、手書きとCGを融合した実験作『Wild Things』を制作した。
しかしCGプロジェクトが中止になり、ラセターはディズニーを解雇される。その後はルーカスフィルムの子会社であるインダストリアル・ライト&マジック（ILM）に入社。所属していた部署がスティーブ・ジョブズに売却され、1986年にピクサーが創立される。ラセターはそこで3DCGアニメソフトの開発や作品の製作を始めることになり、『トイ・ストーリー』で大ヒットを飛ばした。
主な作品として、『トイ・ストーリー』シリーズ、『バグズ・ライフ』、『カーズ』シリーズなどがある。