ゴジラシリーズ / Godzilla series

ゴジラシリーズ / Godzilla series

『ゴジラシリーズ』は東宝が1954年に公開した特撮怪獣映画『ゴジラ』に始まる一連のシリーズ作品。「ゴジラ」と呼ばれる二足歩行恐竜をモデルに創作された怪獣をテーマとしている。ゴジラと人が戦う作品や、ゴジラが他の怪獣と戦う作品などがある。
第1作の『ゴジラ』は、人間が生み出した核兵器によって現れた怪獣が人間の手で葬られるという人間の身勝手さを表現した作品だった。第2作の『ゴジラの逆襲』はゴジラと怪獣アンギラスの戦いを描いた作品で、以降は『ゴジラシリーズ』のみならず、日本の怪獣映画で「怪獣同士の対決」という流れができた。第3作目『キングコング対ゴジラ』ではハリウッド映画に登場する怪獣、キングコングとの対決が描かれ、海外でも大ヒットとなった。
しかし『ゴジラシリーズ』は「邦画の斜陽」による深刻な興行不振や家庭へのテレビ普及などで観客動員数が減っていき、第15作『メカゴジラの逆襲』公開後に休止状態となる。第16作『ゴジラ』が制作されたのは第15作公開から9年後。この作品は第1作をオマージュした作風だった。その後、第22作『ゴジラvsデストロイア』でゴジラの死を描き、再びシリーズとしては休止状態となる。
2016年7月29日には『シン・ゴジラ』が公開された。

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