さらば青春の光(映画) / Quadrophenia (film)
『さらば青春の光』は1979年に公開されたイギリスの映画。監督はフランク・ロッダム。1960年代初期のイギリスのユース・カルチャーの2大勢力だったモッズとロッカーズの日常生活、両者の対立を軸に、熱狂的なモッズ青年ジミー・クーパーの青春の光と影を描いている。
本作の原作はイングランドのロック・バンドであるザ・フーが1973年に発表した2枚組アルバム『四重人格』。そのため、当時ザ・フーのマネージャーだったビル・カービシュリーがロイ・ベアードと共にプロデューサーを務めている他、『四重人格』の全曲の作者であるピート・タウンゼントやザ・フーのメンバーがエグゼクティブ・プロデューサーに名を連ねている。1978年8月にドラマーのキース・ムーンが急死した時には監督は映画の制作を中止する意向であったが、ベアードとカービシュリーが一緒にまとめあげて制作を続行させた。
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