原泰久
原 泰久(はら やすひさ)とは、佐賀県出身の漫画家である。大学3年生の頃、漫画家を志し『週刊ヤングマガジン』の漫画新人賞に応募する。1997年の第36回ちばてつや賞ヤング部門にて『上田君の退化論』が期待賞を受賞。さらに1999年の第40回ちばてつや賞ヤング部門にて『於兎松』が準大賞を受賞する。そして同作が『別冊ヤングマガジン』に掲載されデビューを果たす。大学院を卒業後は3年間会社勤めをし、2003年に、第23回ヤングジャンプ月例MANGAグランプリで『覇と仙』が奨励賞を受賞。2006年から『週刊ヤングジャンプ』で連載を開始した『キングダム』は、当初人気がなく連載打ち切りの話も出ていたが、アシスタント時代の師匠である井上雄彦からの「主人公の黒目を大きくした方が良い」というアドバイスを受け、改善したところ読者アンケートで1位を取るまでの人気作品となった。同作は、2013年に第17回手塚治虫文化賞にてマンガ大賞を受賞し、アニメ化や実写映画化もされている。
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