ハリー・ポッターと謎のプリンス / Harry Potter and the Half-Blood Prince

ハリー・ポッターと謎のプリンス / Harry Potter and the Half-Blood Prince

『ハリー・ポッターと謎のプリンス』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。活発に動き始めた死喰い人。ハリーとダンブルドアはヴォルデモートを倒すため、秘密裏に対策を取り始める。そんな中ハリーは半純血のプリンスと署名された魔法薬学の教科書を発見。疑いながら、所有者に感情移入していく。しかし、死喰い人がホグワーツに現れたことで状況が一変。ダンブルドアが倒され、ホグワーツは最大の危機に陥る。J・K・ローリングの小説が原作のシリーズ第六弾。

ハリー・ポッターと謎のプリンス / Harry Potter and the Half-Blood Princeのレビュー・評価・感想

ハリー・ポッターと謎のプリンス / Harry Potter and the Half-Blood Prince
10

ハリー・ポッター達の実質最後の学生生活

ヴォルデモートとハリー・ポッターが対戦する話の1つ前の作品になり、ハリー・ポッター達が学生らしい生活をしてる映画はこの作品が最後なので貴重です。
この作品ではハリー・ポッターとダンブルドアがヴォルデモートの魂の謎に立ち向かって行くので、とても見応えがありハラハラドキドキします。
この作品で初めて登場する魔法薬学のホラススラグホーン教授はハリー・ポッターシリーズ全体のキーパーソンと言っても過言ではなく、ホラススラグホーン教授がいなければヴォルデモートは誕生しなかったかもしれません。ホラススラグホーン教授とヴォルデモートが対話してる過去のシーンもあり、ヴォルデモートの謎が解けていくのが面白いです。
ロンやロンの妹のジニーには恋人が出来たり、ハーマイオニーは失恋してしまったりと、皆が大人に成長していく姿も面白いです。
他にも貴重だなと思ったシーンがいくつかあり、ヴォルデモートがホグワーツに入学する前の子供時代のシーンや、マルフォイとダンブルドアが会話をしてるシーンは今までの作品では見たことなかったので特別な印象があります。
ラストでスネイプがダンブルドアに呪文をかけるシーンはとても衝撃で、その光景をハリー・ポッターとマルフォイは見ているので切ない気持ちにさせられます。