怪物くん

怪物くん

『怪物くん』(かいぶつくん)とは、藤子不二雄名義で発表された日本のギャグ漫画作品である。1968年にモノクロテレビアニメが放送され、1980年にカラーテレビアニメの放送が開始された。さらに1981年と1982年には新作アニメ映画作品が公開されるなど当時から人気が高かった。そして2010年には、主演を大野智が務めた連続テレビドラマが放送され、2011年にはテレビドラマの続編として実写映画が公開された。
本作は「人間界への修行」を命じられた怪物ランドの王子と、そのお供が巻き起こす数々の騒動を描くモンスターギャグ漫画である。

怪物くんのレビュー・評価・感想

怪物くん
1

よくわからない

なんだかよくわからない話でした。身分制は嫌だと言っている敵のほうが正しい気がするし、敵がお姫様に怪物くんらと取り合っている玉を預ける理由がわからない。あれはカリオストロの城っぽくしたかったのかもしれませんが、クラリスは催眠状態だったから何を預けても平気だけど、正気のお姫様に預けたら、それを怪物くんにあげようとするだろうとしか思わないし、なんかやりたいシーンのためにシナリオがあるというか、シナリオが意味不明でした。それにCGもあまりにひどいものでした。金をかけられないならCGがいらない話にしたらいいのにと思います。あと、怪物くんとかドラマで一応改心したものの映画化は難しいと思います。怪物くんってもともとわがままなキャラだし、それをドラマで10話くらいかけて、優しく成長させたのに、また元どおりって。ドラマはなんだったのという感じです。あと、カレーの国ってなんなのですか。なぜカレーなのか。インドのカースト制を扱っているのなら、そんな重いテーマを扱うような練りこんだ話はしていないし、カレーのスポンサーがついたからだけのような気がします。意味なくカレーを食べていますし、真剣に作ったとは思えません。子供向きだとしてもひどい作品だと思います。