イース -フェルガナの誓い- / イース・メモワール -フェルガナの誓い- / Ys: The Oath in Felghana / Ys Memoire: The Oath in Felghana

イース -フェルガナの誓い- / イース・メモワール -フェルガナの誓い- / Ys: The Oath in Felghana / Ys Memoire: The Oath in Felghana

『イース -フェルガナの誓い-』(イース フェルガナのちかい、Ys -The Oath in Felghana-)とは、2005年にMicrosoft Windows向けに発売された日本ファルコム製のアクションロールプレイングゲームである。〈イースシリーズ〉第3作目である『ワンダラーズフロムイース (イースIII) 』 のリメイク作品。『イース・メモワール -フェルガナの誓い-』のタイトルで、2023年4月27日にNintendo Switch版が、2024年5月23日にはPlayStation 4版、PlayStation 5版が発売された。ストーリーの大筋は原作を踏襲している。
赤毛の剣士アドルは相棒ドギとの冒険旅行の最中、ドギの故郷・フェルガナの悪い噂を耳にする。不安を胸にフェルガナを訪れてみると、魔物達が凶暴化していた。そして魔物達の凶暴化と、この地に伝説として伝わる魔王・ガルバランが関係していることが判明するのだった。

イース -フェルガナの誓い- / イース・メモワール -フェルガナの誓い- / Ys: The Oath in Felghana / Ys Memoire: The Oath in Felghanaのレビュー・評価・感想

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8

「イース・メモワール -フェルガナの誓い-」/イースシリーズでは別格の難易度

イース3のリメイク作品である本作は、歴代のイースシリーズの中でも特別な存在となっています。
というのも、他の作品と比べたときには難易度が異常に高くなっているのです。
基本的には2Dアクションのようなグラフィックで、懐かしさを感じられる雰囲気なのですが、実際にやってみると何度もゲームオーバーになります。
特に難しいのはボス戦であり、1度で倒すことができる相手はほぼいないでしょう。
本作の場合、回復アイテムがないので回復できる手段は限られており、いかにダメージを受けないで隙を見つけて攻撃するか?という点が重要です。
ただ、ボスによってはそもそも倒し方、ダメージの与え方がよく分からないケースがあり、そこを見つけるまでに何度もゲームオーバーになる状況もあり得ます。
どのボスも試行錯誤を繰り返して、自分なりに攻略法を見つけていくという流れであり、大変さを実感しやすいと思います。
全体的なボリュームはあまり多くなく、やり込み要素もそんなにないので、逆に言えば難易度が従来通りであれば、すぐにクリアしてしまってつまらないという評価ができそうです。
そういう意味では、個人的にはこのくらいの難易度でちょうどよかったのかもしれないと感じています。