ぼくのわたしの勇者学

ぼくのわたしの勇者学

『ぼくのわたしの勇者学』とは、麻生周一によるギャグ漫画。勇者学を教えるという新任教師・鋼野剣がホーリーランス学園を舞台に生徒や教師達と騒動を巻き起こす。麻生の初連載作品で、『週刊少年ジャンプ』(集英社)2007年24号から2008年35号まで連載された。単行本は全6巻。

ぼくのわたしの勇者学のレビュー・評価・感想

ぼくのわたしの勇者学
8

某国民的RPGゲームを彷彿とさせるギャグ漫画ここにあり!

「斉木楠雄のΨ難」でお馴染みの作者、麻生周一さんが連載していた「ぼくのわたしの勇者学」をみなさんはご存知でしょうか?
ぼくのわたしの勇者学は、私立ホーリーランス高校、通称「ホリ高」にて個性豊かなキャラクターたちが織りなすドタバタ劇が特徴のギャグ漫画です。
特に登場人物の名前を始めとした至る所に、某国民的RPGゲームを彷彿とさせるネタやギャグが多く詰め込まれています。例えば、主人公が「皮野盾」で「こうのじゅん」という名前だったり、先生の名前が「鋼野剣」で「はがねのけん」という名前だったりするのです。特にゲームが好きな方には刺さる要素が多いのではないでしょうか。巻が進めば進むほど、よりディープなネタも増えてきます。某RPGではおなじみの「すごろく」を題材とした回は特に個人的にオススメです!
全6巻という程よいボリュームでもありますので、半日あれば一気に全巻読むこともできますし、恐らく1巻を読み始めてしまうと、気がついたら6巻まで読み終わってしまうのではないかと思います。
笑いあり、時にはシリアスや感動もあり、そして恋愛(?)もありの勇者系ギャグ漫画「ぼくのわたしの勇者学」を是非みなさんも読んでみてはいかがでしょうか!