逆転裁判123 成歩堂セレクション

逆転裁判123 成歩堂セレクション

『逆転裁判123 成歩堂セレクション』とは、2012年にリリースされたゲーム。開発・発売元はカプコン。『逆転裁判』シリーズの最初の3作品のリマスターを含むコンピレーションビデオゲームである。弁護士・成歩堂龍一の数々の逆転劇が全14話プレイできる。

逆転裁判123 成歩堂セレクションのレビュー・評価・感想

逆転裁判123 成歩堂セレクション
9

コミカル・本気の謎解きから幅広い推理要素アリ!法廷をカジュアルに体験したい方にお勧めです

このゲームはゲームボーイアドバンスで発売されていた『逆転裁判』1、2、3に追加エピソードを加えたリメイク作品。主人公の成歩堂龍一とともにさまざまな事件を解決していく推理型アドベンチャーゲームになっています。
あらすじとしては成歩堂龍一は、初めての法廷で彼の友人である矢張という男を弁護することになります。矢張は殺人事件の容疑者になっており、普通新人弁護士が担当する案件ではないと成歩堂の上司である綾里千尋という女性に心配されます。しかし、成歩堂はどうしても矢張を助けたいという強い意志を見せ、千尋とともに法廷に立つことになります。どうやら彼は矢張に並々ならぬ恩があるようで矢張にたいしてどんなに不利な証拠があらわれようとも終始彼を信じ抜き、証言の矛盾や証拠品を付きつけ、見事無罪判決を勝ち取ります。
千尋はどうしてそんなに彼を助けたかったのか成歩堂に尋ねますが、彼は「その詳細はいずれ語る」と言い法廷を後にします。しかし、この約束は2度と果されることはありませんでした。
と、最初のエピソードから完全に物語に引き込まれる展開に。彼の恩義とは何なのか。果たされぬ約束とはどういう意味か。これらの要素は『逆転裁判1』だけではなく、2、3まで続く伏線となっています。そして3の最後のエピソードをプレイしているとき、伏線がどんどん回収されていく爽快感を味わうことができるでしょう。おススメです、ぜひプレイしてみてください。