カグラバチ

カグラバチのレビュー・評価・感想

カグラバチ
8

迫力の剣戟バトルアクション!

『ジャンプ』の新連載で勢いのある作品です。Cカラーも何度かあり絵がとにかくカッコいいです。
バトルシーンの激しい剣戟バトルは、鳥肌立つほどカッコいい描写で興奮します。世代わかってしまいそうですが(笑)『BLEACH』のような和っぽい雰囲気の絵で、好きな人は結構ハマる絵でしょう。

主人公チヒロは無口で淡々としている性格ですが、仲間のことになると熱くなる、王道な主人公。父親は国でも屈指の名刀を作る鍛冶職人。ある日父親の国重が暗殺され、父のもとで修行をしていたチヒロは組織への復讐を誓います。

今後チヒロと生活を共にしていくであろう、かわいらしい少女シャル。物語のキーとなる少女で、どこか『SPY×FAMILY』のアーニャのような、子供らしく愛らしさあふれる雰囲気があります。彼女は身体が再生する特別な細胞を持っており、その能力を求め組織に狙われます。

ストーリーはスピード感があり、第1話から引きつけられます。内容はシリアスチックですが、たまに出るキャラクターのボケが重くなりすぎない空気感を出し、読みやすさもあります。

1番の見どころはやっぱり迫力のバトルシーン。早くアニメ化して迫力のバトルシーンを見てみたいと思えるカッコよさ。見開き1ページに一コマで描かれたバトルは震えます。

正直絵はうまくはないですがバトルの激しい表現がとても上手く、今後どのように上達していくのか、そして話の展開に大変興味が持てる作品です。