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給食の懐かしさと甘利田先生の名言がたまらない。
今回紹介したい映画は、『劇場版 おいしい給食 卒業』です。市原隼人主演のテレビドラマ。そのおいしい給食の映画版です。
シーズン3まで放映されていますが、紹介するのはシーズン2の卒業版です。
このドラマは、給食が大好きで毎日その事しか考えていない甘利田先生が、毎回給食の良さを伝えてくれます。同じく給食が大好きでたまらない生徒の神野ごうくん。毎回工夫をこらしては給食をアレンジして、先生をノックアウトしてしまいます。そんなシリーズ2の映画版です。
今回は、楽しみで仕方ない給食が改革されてしまいます。給食を守るために奮闘する甘利田と神野…。そしてクライマックスでは甘利田先生が転勤することになってしまうのです。
私の評価は10段階中7です。ストーリーは蛋白なんですが、市原隼人の演技と給食の懐かしさに7点つけました。
もう何年も前に行っていた学校の雰囲気と懐かしさが、たまらない。見るたびに淡い学生時代を思い出したり、こんなのあったなとホッコリしてしまう。
市原隼人の演技がたまらない。うれしいをここまで表現してくれると気持ちが良い。また、ストレートな性格をうまく演じている。
『男はつらいよ』のように令和のトラさんを思わせる。また、毎回必ずと言っていいほど名言を聞かせてくれる。それが本質をついていて、聞いていて心地が良い。みなさんも1度見てみて下さい。