ビッグママ・ハウス

ビッグママ・ハウスのレビュー・評価・感想

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ビッグママ・ハウス
8

コメディー最高!!

アメリカン・コメディー映画の王道をいく作品。特殊メイクでビッグママ(大きな身体つきの家政婦)に扮した警察FBI捜査官が、事件解決に奮闘する話だ。ドタバタ要素満載で多少下品な表現もあるが、随所に笑える場面があり、明るい雰囲気で子どもも大人も楽しむことが出来る。それゆえに、続編3まで続き大衆に受け入れられているのだろう。

マーティン・ローレンスがビッグママにはまり役なのと、女性になりきった独特の話口調が面白さを際立てている。歌の上手さにもびっくりした。
巨漢を作り出すのにボディスーツを特注であつらえているのだろうと思うが、あまりにも大きすぎるお尻の部分が面白い。隠していた巨大なサイズのパンティーが奥さんに見つかり、奥さんに浮気を疑われる場面があるのだが、旦那さんの女性に対する趣味を疑うような奥さんの訝しい表現もツボにはまる。
いくら浮気をするにしてもそんな巨大なサイズのパンツを忘れていくような女性と関係を持つなんて、逆に旦那さんのことをどう解釈したらいいのかわからなくて自分なら困惑か引くかだろうなぁとも思う。だが映画の世界なので、そこは素直に笑いが止まらない。
仕事熱心で奥さんや家族を愛する良き旦那さんとしての描写も良い。