サウスパーク/無修正映画版

サウスパーク/無修正映画版のレビュー・評価・感想

サウスパーク/無修正映画版
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「サウスパーク/無修正版」のレビュー!可愛いくて世界で最もやばいアニメ

「サウスパーク/無修正版」は、絶対に子供には見せられない可愛いアニメ映画だ。しかし痛烈に社会を皮肉っている、最高のアニメでもある。

登場キャラは2頭身。カクカクとした動きではあるものの、味があってクセになる。元となるのは、TVで放映されたアニメ「サウスパーク」。テレビアニメの人気を受けて映画化されたのが、本作「サウスパーク/無修正版」だ。元はTVアニメだが、事前に当該番組を観ていなくても問題はない。

映画の内容を簡単に示すと「下品でおバカ」である。下ネタは当たり前。差別的な発言もある。政治的な発言もバンバン飛び出る始末だ。よく劇場公開ができたものだと感心する。

しかし単に「下品」だけで終わらない。裏に隠されているのは、あまりにも厳し過ぎる規制であろう。アメリカにおけるアニメ規制は、日本とは比べ物にならないほど厳しい。規制の厳しさは、アニメ制作者や海外のアニメファンからも疑問の声が挙がっているほど。

規制を厳しくすれば、子供達は健やかに育ってくれるのだろうか。厳し過ぎる規制は、楽しさを含め子供達から何もかも奪うことに繋がらないだろうか。

「サウスパーク/無修正版」の内容は過激ではあるが、同時に理不尽な社会を面白おかしく皮肉っている映画でもある。