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『ファイナルファンタジー』音楽の生みの親
植松伸夫は『ファイナルファンタジー(FF)』の大半の曲や、多くのゲーム音楽を手掛けてきた作曲家である。日本のみならず海外でも才能は高く評価されており、2001年アメリカ『Time』誌の音楽における“革新者”の1人として紹介され、2007年『Newsweek』誌にて、“世界が尊敬する日本人100人”の1人にも選出された。
『FF8』のテーマ曲「Eyes On Me」で、1999年度の「第14回日本ゴールドディスク大賞」においてゲーム音楽としては初の快挙となる“ソング・オブ・ザ・イヤー(洋楽部門)”を受賞する。同曲はオリコン洋楽シングルチャート19週連続1位など50万枚を超える大ヒットとなった。
2007年ファイナルファンタジー20周年を記念した国際コンサート「Distant Worldz music from FINAL FANTSY」を開催し、3年で24箇所を回る。
また、それとは別に自身のバンド「EARTHBOUND PAPAS」においてもワールドツアーを開催している。壮大なクラシック風の曲から、ラウドロックまでその作風は多岐にわたる。オカルトが好きで雑誌『ムー』を愛読している。