ユーモアあふれる言葉選び・まっすぐ心に届く歌詞が最高
バンド「MONO NO AWARE」の歌詞がXでバズっていた。
バンドのフロントマン、玉置周啓氏が手がける曲の魅力はその歌詞とそれに合わさるサウンドにある。
歌詞がまず、面白い。面白いというのは、早口言葉のような歌がある面白さがあり、また人生をカップラーメンに例えるなど比喩表現の秀逸さに感激させられる面白さがある。
それに加え、涙腺を刺激するような心に刺さる歌詞がある曲が多いのも魅力の1つだ。なぜ心に刺さるかというと、それは歌詞に使われている言葉のまっすぐさにあると思う。遠回しすぎず装飾されすぎず、誰にでも伝わる言葉だからこそ多くの人に届くのではないか。
だが、だからといってありきたりな歌詞の曲というわけでは全くないのがMONO NO AWAREの楽曲の素晴らしさだ。
サウンドはシンプルなバンド編成だが、耳に残るメロディが多い。これはライブでも聴いていても楽しい。
子供向け番組『シナぷしゅ』の4月の歌の担当をしたり、アルバムの発売やツアーが発表されたりしている。
MONO NO AWAREの言葉遊びに魅了される人の増えるペースが加速していくことは想像に難くないし、新たに発表される楽曲も大いに期待される。