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深すぎるパニック映画！人間愛と隕石パニック！！絶望・希望・絶望…そして！！！
いやあ、深すぎるパニック映画です。
「まあよくある隕石パニックだよね」なんて思いながら見始めたら、いきなり家族間の問題を抱えた主人公の登場。
それだけなら結末はなんとなく想像できたのですが、彗星の登場で、家族問題が急展開を迎えます。彗星のおかげで何年も抱えそうな家族問題をたった2日間で解決する、そんな側面からも楽しめる映画でした。
問題によって問題を解決する。まさに毒を以て毒を制すみたいな展開です。
作中、溶解して燃えた隕石の破片が無数空から降り注いでくる場面があるのですが、その場面が一番印象的でした。
主人公が車を運転しながら隕石の破片を回避します。そして主人公は後部座席にいる妻に向かって「息子を守れ」と叫ぶのですが、妻は当たり前のごとく息子に覆いかぶさり息子を守ろうとします。
正直隕石の破片の威力がおそろしく強すぎて、当たったら車が一瞬で大破するレベルです。その隕石の破片の威力を目の当たりにしてもなお、主人公が妻に「息子を守れ」と言い、そして妻は当たり前のように行動する。
この瞬間が家族問題が解決した場面だったなと思います。家族愛をより深く感じられて、パニック映画なのに何故か心があったかくなりましたね（笑）。
そしてその後さらにハラハラドキドキな展開が待ち受けます！！そして一番見てほしい場面が後半の後半にあります。そこまで書くと完全ネタバレになってしまうので、そこは是非とも実際にこの映画を観てほしいと思います。